イベント
2020.12.02

【黒潮冒険団】川と海をつなぐ干潟の生物観察~スナモグ博士になろう!~ 10/18 ♯5

さあ!いよいよ今回のイベントのメイン!干潟での生き物観察です。

場所は須崎市を流れる桜川の河口。

桜川は四万十川や仁淀川と比べると有名ではない小さな川です。

そんな川の河口に言われなければ気づかないほど小さな「干潟」がありました。

でも、こんなところに生き物は本当にいるんでしょうか?

取り出したるは秘密兵器『ヤビーポンプ』!

何もいないように見えた干潟をよーく見ると、

カニや貝など、たくさんの生き物がいることがわかりました。

そして、中にはアナジャコという砂の中にいる生き物の抜け殻も!

「やっぱり生き物はいるんだ!」「スナモグリもいるかも?」

子どもたちの期待は高まります。

でも、砂の中にいる生き物をどうやって外に出すのか?

それを可能にする秘密兵器が「ヤビーポンプ」です。

金属製の筒を砂に突き刺し、取っ手を引いて砂と水をいっしょに吸い込みます。

吸った砂を吐き出すとそこには…?

スナモグリ!アナジャコ!大漁!

出るわ出るわ!アナジャコラッシュ!

そして、お目当てのオオスナモグリ!…ではなく普通のスナモグリも。

それでも子どもたちは夢中になって採取、観察を続けます。

スナモグリは小指の先ほどの大きさで、

両手のはさみの大きさが左右で違うのが特徴

固いからに覆われていると思いきや、体は結構やわらかい。

実際に自分たちで捕まえたからこそわかることがいっぱいです。

そして、スナモグリは干潟の泥をかき混ぜたり、

有機物を分解したりという大切な役割があることもわかりました。

こんな小さな生き物が、高知の海を守るためには欠かせないこと、

子どもたちは自分で見て、触ってわかってくれました。

さて、次はこの2日で学んだことの総まとめです!

イベント詳細

イベント名【黒潮冒険団】川と海をつなぐ干潟の生物観察~スナモグ博士になろう!~
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