さあ!いよいよ今回のイベントのメイン!干潟での生き物観察です。
場所は須崎市を流れる桜川の河口。
桜川は四万十川や仁淀川と比べると有名ではない小さな川です。
そんな川の河口に言われなければ気づかないほど小さな「干潟」がありました。
でも、こんなところに生き物は本当にいるんでしょうか?
何もいないように見えた干潟をよーく見ると、
カニや貝など、たくさんの生き物がいることがわかりました。
そして、中にはアナジャコという砂の中にいる生き物の抜け殻も!
「やっぱり生き物はいるんだ!」「スナモグリもいるかも?」
子どもたちの期待は高まります。
でも、砂の中にいる生き物をどうやって外に出すのか?
それを可能にする秘密兵器が「ヤビーポンプ」です。
金属製の筒を砂に突き刺し、取っ手を引いて砂と水をいっしょに吸い込みます。
吸った砂を吐き出すとそこには…?
出るわ出るわ!アナジャコラッシュ!
そして、お目当てのオオスナモグリ!…ではなく普通のスナモグリも。
それでも子どもたちは夢中になって採取、観察を続けます。
スナモグリは小指の先ほどの大きさで、
両手のはさみの大きさが左右で違うのが特徴
固いからに覆われていると思いきや、体は結構やわらかい。
実際に自分たちで捕まえたからこそわかることがいっぱいです。
そして、スナモグリは干潟の泥をかき混ぜたり、
有機物を分解したりという大切な役割があることもわかりました。
こんな小さな生き物が、高知の海を守るためには欠かせないこと、
子どもたちは自分で見て、触ってわかってくれました。
さて、次はこの2日で学んだことの総まとめです!
イベント名 | 【黒潮冒険団】川と海をつなぐ干潟の生物観察~スナモグ博士になろう!~ |