県内全域が舞台となった2021年の高知のオリジナルイベント
干潟から深海まで「高知の海のイマとミライ」
11/7に実施された2つに目は東部の海でした。
ダイナミックな地形で知られるジオパークを持つ室戸。
でも地形だけでなく海にも、豊かな海産物にも秘密がありました。
子どもたちが何を学んだか追いかけてみましょう。
1日目、午前中の講師を務めてくださったのは
室戸ジオパーク推進協議会 柿崎喜宏さん!
なぜ室戸は海のすぐ近くまで山があり、
そして海岸からすぐに深い海になっているのか、とてもわかりやすく説明してくれました。
柿崎さんによればフィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込むことによって
堆積したものがどんどん持ち上げられ、室戸の陸地を作ったそう!
ベルトコンベヤーを使った実験で子どもたちも楽しく学びました。
それが顕著に表れる場所だからこそ一気に堆積物が運ばれるため
急峻な地形となり、深い海が室戸周辺にあるんですって。
また、海の深い部分を流れる海流もあってそれがちょうど
室戸の所で上に上にと湧き上がってくる「湧昇流」というもののおかげで
ミネラルたっぷりな海となり、豊かな漁場が東部の海にはあるんです。
お昼は東部の魚てんこもりのお弁当です!
室戸市のサンフィッシュまんぼうさんが作ってくれました。
キンメダイやシイラなど東部ならではの魚がふんだんに使われ
子どもたちも夢中になって食べていましたが、
サンフィッシュまんぼうさんによると最近海流の流れの変化や
海水温の変化によって獲れる魚が変わってきているそうです。
それって自分たちにどうにかできることなんだろうか。
ちょっとまだわからないけどそんな疑問が子どもたちの中に浮かびました。
それを解決するためのカギがもしかしたらこのプログラムの中で見つかるかも!
さあ、午後は外に飛び出して東部の海の秘密をさらに探ります!
イベント名 | 干潟から深海まで「高知の海のイマとミライ」 |