2日目の午後は東部のダイナミックな地形や海を楽しみつくしました!
はるか昔は海の底だった場所がいまや陸地になっていたり、
現在の深海からくみ上げられた水には様々な秘密があったり!
ちょっと風は強かったけど
そんなの気にしないくらい子どもたちは楽しんでくれました!
子どもたちがたどり着いたのは「室戸ジオパーク」
地球の地殻変動を間近に感じられるスポットです。
でも、それと海と日本プロジェクトにどんな関係が…?
実は、この海岸に広がる地形。かつては海の底でした。
驚く子どもたちにガイドさんからさらに驚きの情報が!
なんと、「かつて」は1600万年も前のことだったのです。
人間の想像がなかなか及ばない年月が今目の前にある不思議な感覚。
地球と海の共同作業の結果が、私たちが暮らす陸地を作り出しているのです。
途方もないけど身近でもある海の魅力についてまた深く知れたスポットでした。
続いて子どもたちが訪れたのは
海洋深層水を研究している施設「アクアファーム」です。
ここには深海からくみ上げた海洋深層水を直接触ることができます。
でも、あるのはみずだけではありません。
なんと深海生物にも触ることができるんです!
最初はおそるおそるだった子どもたちも最後には夢中で触って、見て、
普通だったら見られない海の神秘を感じていました。
深海が近くにある県東部だからこそできた体験です。
でも、地殻の動きだったり深海の生き物だったり、
確かにすごいけどやっぱり遠い世界な気がします。
「自分たちにそんなスケールのでかい海に対してできることはあるのかな?」
そんな子どもたちに、施設を案内してくれた
室戸市産業振興課の山川翔太さんは言いました。
「海に対して興味を持ち続けることが大事です。小さなことでも興味さえ持ち続けていれば
それが行動につながり、海を守ることにつながっていきます」
まずは自分にできることから。
そんな大切なことを東部の海は教えてくれました。
イベント名 | 干潟から深海まで「高知の海のイマとミライ」 |