海と日本プロジェクトin高知県実行委員会は、
12月3日(土)・4日(日)に
黒潮冒険団2022「高知の海から生まれる「おいしい!」~高知の海を学び隊!守り隊!~」を開催いたしました。
テーマは、「海を守ることは、自分たちの高知の宝を守る」こと。
土佐節の歴史とおいしさを学んだあとは
実際に土佐節を作っている現場に向かいました。
そこには児童たちが学んだこととは?
「土佐節」の歴史と魅力を知った後は、実際に「土佐節」を作っている竹内商店さんを訪れました。
そこで児童たちは実際の工場で、生切り⇒煮熟⇒骨抜き⇒焙乾⇒表面削り⇒カビ付け⇒天日干しと、
様々な行程を経てカツオ節が完成していくことを学びました。
特に、カビ付けと天日干しを繰り返す本枯節は、6か月以上かかることを知り、
児童たちはその大変さに驚いていました。
それは、土佐節発祥の時から長年大切に受け継がれてきた高知生まれの技術があります。
一方、かつてはカツオ節の町として知られた土佐市宇佐町ですが、
今カビ付けを行う本枯節を作っているのは高知県内でもこの竹内商店さんだけです。
後継者不足やカツオの漁獲量の減少など、要因は様々ですが、
カツオの県として知られる高知のカツオ文化が存続の危機にあることは間違いありません。
児童たちは竹内商店さんにさばいてもらった
カツオを自分たちでタタキにして食べることで
あらためて、その食文化の大切さを考えていました。
イベント名 | 黒潮冒険団2022「高知の海から生まれる「おいしい!」~高知の海を学び隊!守り隊!~」 |