海と日本プロジェクトin高知県実行委員会は、
12月3日(土)・4日(日)に
黒潮冒険団2022「高知の海から生まれる「おいしい!」~高知の海を学び隊!守り隊!~」を開催いたしました。
テーマは、「海を守ることは、自分たちの高知の宝を守る」こと。
カツオの課題を知り、それを発信する方法を考えた児童たち。
最後にカツオ漁の今を知るため、宇佐港に向かいました。
そこに、かつてカツオ漁が盛んで土佐節を生んだ宇佐の姿はありませんでした。
最後に訪れたのは宇佐漁港です。
こちらではかつて30隻以上のカツオ漁船が稼働していましたが、現在は3隻のみ。
要因は午前中の授業で学んだ、乱獲や海水温・海流の変化による漁獲量の減少だけなく、
人口減少などによる後継者不足の影響も大きいと、漁協の方が児童たちに教えてくれました。
それでも高知の漁師さんたちは、1本釣りや引き縄という環境にやさしい、
稚魚などを根こそぎ獲ることのない漁法を使って、高知の魚を大切に守り続けています。
実際に水揚げされる現場に立ち会った児童たちは、その様子を見ながら、
あらためてカツオを普通に食べられていることが決して当たり前ではないこと、
これまで以上に大切に食べなくてはならないことを実感していました。
イベント名 | 黒潮冒険団2022「高知の海から生まれる「おいしい!」~高知の海を学び隊!守り隊!~」 |