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2023.05.16

「海を身近に」日本昔ばなしのスタッフが高知県須崎市に伝わる民話をアニメに 

子どもたちに海に興味を持ってもらおうと、高知県須崎市に伝わる民話を題材にしたアニメが完成し、

先日、地元の子どもたちが参加した上映会が開かれました。

 

 

民話に込められた「思い」や「警鐘」、「教訓」などを次世代につなぐ

この取り組みは、2018年度から、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で行われています。

全国各地の民話がアニメ化される中、今回、県内で初めて、須崎市に伝わる民話が選ばれました。

42作品目となったアニメは「八幡宮の神輿」。

「江戸時代、南海地震による津波で静岡に流された神輿が、地元の人たちの思いで無事に戻された」という民話です。

民話には、災害の教訓や海の資源の保護など様々なメッセージが込められています。

(沼田心之介 監督)
「海からの恵みをたくさん受けている。一方で、海の怖さもある。そこを正しく恐れて、津波のことも考えながら海と接していくということを、子どもたちを中心に、未来の子どもたちにもずっと残していってほしい」

(須崎市 楠瀬耕作 市長)
「子どもたちにも須崎の歴史や文化を学んでもらえる。未来にもアニメーションで須崎の民話が残るということは、非常に有意義なこと。海とともに生活しているということをぜひ知っていただきたい」

子どもたちは、アニメを見たあと、実際に民話の舞台となった須崎八幡宮を訪れ、地元に伝わる民話について深く学んでいました。

アニメ「八幡宮の神輿」は、YouTubeで公開中です。

You Tube アニメ うみのむかしばなし「八幡宮の神輿」高知県須崎市

 

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