初ガツオが旬を迎える初夏の風物詩、高知県中土佐町の「かつお祭」が5月21日に開催され、参加した人々が新鮮なカツオや地酒などを味わいました。
かつお祭は土佐の春を代表するイベントで、初鰹の時期に催される
「鰹」にこだわったユニークなお祭りです。
このお祭は、毎年の地元有志がおもてなしに汗を流すイベントとして
多くのファンを持ち、毎年1万人以上の来場者がありました。
しかし、コロナ禍で中止を余儀なくされ、去年、3年ぶりに来場者を限定して復活。
今年は人数の募集を拡大し、400人限定で開催されました。
会場ではタタキを求めて長蛇の列ができ、
久礼漁協の一本釣り漁船が釣りあげた新鮮なカツオ200キロが
次々と藁焼きにされていきました。
久礼大正町市場でもかつお祭に合わせて限定メニューの提供や割引などを行っていて
多くの買い物客で賑わいました。
祭りの実行委員会では「カツオのように多くの観光客に回遊してもらえる」よう
来年に向けて祭りをますます進化させていきたい考えです。