一般社団法人 海と日本プロジェクト in 高知は、2023年夏、日本財団「海と日本プロジェクト」が推進する活動として、高知県内の小学生を対象とした海洋体験学習イベント「それゆけ★サンゴレンジャー」を開催いたしました。芋屋金次郎株式会社、一般社団法人大月町観光協会の協力のもと、イベントでの学びの成果として子どもたちが「高知の海」をテーマにパッケージデザインを製作。高知の海の宝・サンゴを守るために、サンゴをもっと身近に感じてほしいという「子どもレンジャーたち」の思いから、かわいいお菓子が生まれました。その名も「サンゴ風芋けんぴ」。高知県大月町の「ふれあいパーク・大月」にて500個限定で販売します。
この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
高知の子どもたちで結成された「高知サンゴレンジャー」は、大月町柏島の海の豊かな生態系に触れるとともに、そこにすむサンゴの危機について学びました。
日本有数の魚種の多様性を誇る柏島ですが、サンゴが白くなって死滅する恐れが高くなる「白化現象」が確認されています。このまま白化がすすめば、高知の豊かな海の生態系が失われるおそれもあります。「どうしてサンゴは白化するのか?」「周りに暮らす生き物にはどんな影響が出ているのか?」、シュノーケリングや夜の生き物観察など、柏島の豊かな海でのさまざまな体験を通じて、子どもたちは「今、高知の海で起きている変化」を実感しました。
「美しい海を未来に繋ぐために自分たちにできること」その一つが、高知名物「芋けんぴ」を柏島の美しいサンゴに見立てた「サンゴ風芋けんぴ」の販売です。芋屋金次郎株式会社の協力を得て、「サンゴを守りたい」という思いを込め、子どもたちのサンゴのイラストが描かれたパッケージになっています。
この「サンゴ風芋けんぴ」を大月町の「ふれあいパーク・大月」で限定500個販売します。
売り上げの一部は、高知の海のサンゴを守る活動に寄付します。
ぜひ、このけんぴを食べながら、海のサンゴに思いを馳せ、自分にできることを考えてみませんか?