高知県土佐清水市の研究施設で飼育していたジンベエザメが、10月3日、
大阪の水族館でデビューします。
10月2日は引っ越し作業が行われました。
大阪市の海遊館に引っ越しするのは、
土佐清水市にある海洋生物研究所『以布利(いぶり)センター』で飼育されていた
全長4.7メートルのオスのジンベエザメです。
このジンベエザメは2024年7月、土佐清水市沖の定置網に掛かり、
センターで餌付けや健康管理などが行われてきました。
10月2日、専用の担架に載せられたジンベエザメは
大型クレーンで吊り上げられトレーラーの荷台の水槽に移されました。
ジンベエザメは10月2日夜、大阪に到着し、
10月3日から海遊館で展示・公開される予定です。
水槽内で立派に成長してほしいですね。
また、大阪の海遊館でこれまで展示・公開され、
『海(かい)くん』の愛称で親しまれてきたジンベエザメは、
今回のジンベイザメと入れ替わりで3日、
土佐清水市沖に放される予定です。
海遊館は海くんに小型の記録装置を取り付けて回遊経路などを分析し、
生態研究に生かす方針です。