地域に伝わる民話を題材に制作されたアニメの上映会が2月16日、高知県安芸市で行われました。
アニメ「ナギの木に助けられた漁師」は
海にまつわる民話を後世に残そうと
日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として制作されました。
題材は、安芸市に古くから伝わる民話。
雲行きの怪しさが気にかかった漁師がナギのご神木に航海の安全を願い、
その後漁に出ると、突然の嵐に遭遇。
船は転覆するも、漁師はナギの木に助けられるというストーリーになっています。
上映会には地域の人や安芸市外から、およそ50人が参加。
またその日は、アニメをきっかけに地域の歴史や観光資源を知ってもらおうと、
伊尾木洞を散策するフィールドワークも行われました。
参加者たちは、地域に残るナギの木に思いを寄せるとともに、
これからも海と共存していければと話していました。