3月25日、東京で開かれた公開シンポジウム
「海ノ民話」から学ぶもの~作家・芸人・学者の視点から~
民話を通して海との新たなかかわり方を考えるシンポジウムで、
全国各地に残る海にまつわる民話、海の民話の価値や活用法などについて語り合いました。
このシンポジウムで登壇したのは作家・芸人・学者という立場の違う三人。
昔の人にとって民話がどんな存在であったのか、現代の私たちに何を伝えてくれるのか、
さらに、民話を新たにつくることの可能性や、
次世代に引き継ぐ方法についてなど、
それぞれの視点から意見を交わしました。
海と日本プロジェクトの一環で行われている、海ノ民話のまちプロジェクトでは、
2023年度に25本の海ノ民話アニメーションを制作。
高知県では中土佐町に昔から伝わる民話「海に沈んだ鬼」のアニメが完成しました。
久礼の山奥に住む鬼の親子が嵐に困っている漁村の人たちを助けようと奮闘する物語です。
「海に沈んだ鬼」は「海ノ民話のまちプロジェクト」のサイトで公開されています。