高知県を代表する景勝地「桂浜」その沖合で3年ぶりに行われたサンゴの生態調査が行われました。
調査にあたったのは、四国沿岸のサンゴの調査などを行っている「黒潮生物研究所」などです。
調査の結果、3つの地点で19種類のサンゴが見つかりました。
3年前は確認できなかった、比較的暖かい海に生息する「クシハダミドリイシ」も初めて見つかりました。
黒潮生物研究所の目崎拓真所長は「温暖化というか、南の海の影響が桂浜でも見え始めている」といいます。
また、白く変色した「イソギンチャク」も確認され、海水温の上昇が原因ではないかと考えられています。
目崎所長は「身近な海に目を向け、地球温暖化の問題に関心を持ってほしい」と話しています。