海洋分野での課題を見つけ、人と海との未来を作り出す仲間づくりのための取り組み「マリンチャレンジプログラム2024」全国大会が2025年2月15日、東京で開催されました。
海と日本プロジェクトの一環として、日本財団が2017年から始めたこの取り組みは、海、水産分野、水環境などに関わる、あらゆる研究に挑戦する中高生を対象に研究資金の助成や研究コーチによるサポートを行っています。
今年度の全国大会では、選ばれた40件の中から15人が全国大会に進み、取り組みの成果を発表しました。最優秀賞には、東京都の早稲田大学高等学院 鈴木雅人さんの「沖縄産サンゴにおける刺胞毒の調査とパリトキシンの謎」が選ばれました。
また全国10チームを採択し、共通テーマで研究する共同研究プロジェクトでは高知県から須崎総合高等学校のチームが参加。「プランクトンから科学的に良い釣り場を見つけ出す」をテーマに調査結果を発表しました。
須崎総合高等学校2年 澤村勇斗さんインタビュー
「これから高知に人を呼ぶときに『海』が必要だと思うので、釣り人への環境整備や公衆トイレの清掃など目指せたら」
須崎総合高等学校2年 梅原涼輔さんインタビュー
「少子高齢化問題なども解決するために高知の『海』を主張していく活動をして、少しでも全国の人に高知の海の魅力を知っていただきたい」