レポート
2024.10.29

スポーツ感覚でごみ拾い“スポGOMI甲子園”高知県予選

3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち全18チームが、

制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、

その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2024・高知県大会』が10月20日に開催されました。

高知駅は観光の玄関

「スポGOMI甲子園」は、日本財団が取り組む海洋ごみ問題への理解を深めてもらおうと、

全国で地方予選が開かれています。

決められたエリアでチームごとにごみを拾い、その質や量などを競う、

ごみ拾いをスポーツ化した競技で、高知市で高知県予選が行われました。

高知県内4つの高校から18チーム、54人が参加

選手宣誓は、海岸の清掃活動をし、

ウミガメの来れる海岸を作ろうと活動している「PILINA(ピリナ)」が力強く選手宣誓。

全チームで拾ったごみの総量は57.96kg!

高校生たちはJR高知駅周辺でタバコの吸殻や空き缶、

ペットボトルなどを拾いました。

参加者が拾ったごみの量は、およそ58キロ。

 

優勝は土佐塾高校の『やっぱハチワレ魂』

優勝した「やっぱハチワレ魂」は、燃えるごみ、燃えないごみ、

ビン・缶、ペットボトル、吸殻など、全ての種類のごみをまんべんなく拾い、

ポイントを挙げ、参加チームで唯一6キロを越す量のごみを集めました。

結果、「やっぱハチワレ魂」は、ごみ総量6.18kg/685ポイントを獲得し、優勝。

12月に東京で行われる全国大会でも好成績が期待されます。

学校での指導の中でごみの事には興味があり、参加をしましたが、

こんなに街中にごみが多いとは思わなかった。

これからも街をキレイにしていきたい。

12月の全国大会は、高知県代表として優勝を目指すと力強く話していました。

高知駅は観光の玄関

高知市の玄関である、JR高知駅。

観光客も多く行き交うこの場所の周辺に、

多くのごみが捨てられていることに参加した高校生たちは、

「ポイ捨てをしない!」という意識を持ち、

自分たちがごみ拾いをすることで、同世代の人や、

子どもから大人までの様々な世代にごみを捨てないという

意識を持っていただくとともに、

ごみを見つけたら拾うという行動をしてほしいと話していました。

イベント詳細

イベント名『スポGOMI甲子園2024・高知県大会』
参加人数高校生54人
日程2024年10月20日(日)10時30分~12時30分
場所こうち旅広場
主催一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
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