高知県四万十市の小学生が大きく育ったウナギ、およそ700匹を四万十川に放しました。
二ホンウナギは環境省のレッドリストに絶滅危惧種として掲載され、
全国の川では天然ウナギの数が少なくなっています。
このため『高知県水産資源管理機構』は
漁業資源を確保しようと養殖したウナギを県内の河川に放流しています。
参加した下田小学校の児童33人がウナギを四万十川に放しました。
放流されたのは高知県南国市の『高知県淡水養殖漁協』が
稚魚から育てた全長60センチほどの親ウナギ、およそ700匹です。
親ウナギは太平洋を泳ぎマリアナ海溝で産卵するとされ、
生まれた稚魚はやがて日本沿岸や河口に戻りシラスウナギと呼ばれます。
いっぱい卵を産んで、四万十川に帰ってきてほしいですね。
ウナギが戻ってこられる環境を維持するために
子どもたちと一緒に取り組んでいけたらと思います。
イベント名 | ウナギ放流 |
参加人数 | 小学生約30人 |
日程 | 2024年10月4日 |
場所 | 四万十川(四万十市) |
主催 | 高知県水産資源管理機構 |