晩秋から冬にかけての風物詩、『だるま夕日』が11月5日、高知県宿毛市の宿毛湾に出現。
見物に来た人達を感動させました。
11月5日、午後5時、宿毛市大島から望む宿毛湾です。
太陽が西に傾き、海面が帯状のオレンジ色の光に照らされ輝きます。
時間の経過とともに空が赤く染まりますが、
水平線の上部には濃い灰色の雲がカーテンのようにかかっています。
そして、太陽が水平線に近づくと…。
『だるま夕日』の出現です。『だるま夕日』は、
海面に立ちのぼる水蒸気で光が屈折して見られる蜃気楼のような自然現象で、
海外では、その形から“Ω(オメガ)サン”と呼ばれます。
“幸運をまねく”とされる宿毛湾の『だるま夕日』は、
大気と海水の温度差が大きく海が穏やかなどの条件が揃えば、
2025年2月中旬まで見られます。