レポート
2024.03.29

海ノ民話のまち 高知県中土佐町のアニメ「海に沈んだ鬼」とのコラボ商品が完成!

一般社団法人日本昔ばなし協会は、高知県中土佐町に古くから伝わる民話をもとに、

「海に沈んだ鬼」のアニメを制作しました。

これを記念して、町内で作られた「カツオ節のふりかけ」とコラボレーションし、

パッケージに、鬼が運んだといわれる「双名島」の写真と、

アニメに出てくる鬼をコラージュしたデザインを施した商品を開発しました。

この商品は、2024年3月末から、中土佐町の津波避難タワーを見学された方への記念品として配られます。

この取り組みは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、

海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環で実施しています。

中土佐町に伝わる民話をもとにしたアニメ「海に沈んだ鬼」とは? 

中土佐町久礼湾に浮かぶ2つの小さな島「双名島(ふたなじま)」

今回制作されたアニメは、この島ができた由来にまつわる物語です。

島ができた経緯は諸説あると言われていますが、

アニメでは鬼の親子が荒波に立ち向かい、

湾内に島を持ってくることで町民の暮らしを守るというストーリーになっています。

心優しい鬼の親子の物語を通じて、

地元の子どもたちも「故郷の海の大切さ」を実感したようです。

鰹節のふりかけ!パッケージには双名島の写真と心優しい鬼の親子のコラージュ

このアニメの制作を記念し、開発されたのが「かつおぶしのふりかけ」です。

久礼の漁しが一本釣りしてきた日戻りカツオ。

その新鮮なカツオを節におろし、ふりかけにしています。

カツオを窯で煮熟し、薪で炊いて、カツオを燻す焙乾を繰り返すなど、

全て手仕事で作ったカツオ節。

その節をさらに、砂糖とみりんと醤油で味をつけてから 焙乾し、

カツオのうまみがしっかりわかるふりかけになっています。

パッケージは中土佐町の双名島の写真と、

まちの人たちを救った心優しい鬼の親子の顔をコラージュしたデザインです。

このふりかけを、中土佐町の津波避難タワーに見学に訪れた人たちに

記念品として配ります。

【問い合わせ】視察についての問い合わせは、なかとさ観光協会 ホームページより

 

イベント詳細

イベント名海ノ民話のまち 高知県中土佐町のアニメ 「海に沈んだ鬼」とのコラボ商品が完成
日程2024年3月末から配布予定
場所高知県中土佐町津波避難タワー
主催中土佐町・海ノ民話のまち実行委員会
\ 記事をシェアしよう /
X LINE ニュースを共有

関連リンク

水平線に現れた“Ωマーク” 宿毛湾に『だるま夕日』
レポート
2024.11.08

水平線に現れた“Ωマーク” 宿毛湾に『だるま夕日』

日本生まれの新しいスポーツ『スポGOMI甲子園』出場チームが活躍誓う 土佐塾高校「やっぱハチワレ魂」
レポート
2024.11.08

日本生まれの新しいスポーツ『スポGOMI甲子園』出場チームが活躍誓う 土佐塾高校「やっぱハチワレ魂」

ページ内トップへ