9月17日(日)に高知県土佐清水市で開催された「ジョン万 秋の元気祭り」にて、
清掃活動を行いました!
秋の海ごみゼロウィークに合わせ、清掃を通じて
ごみ削減やポイ捨ての禁止などを呼びかけると共に、
海の環境を守る大切さを改めて認識してもらうために開催したものです。
高知県土佐清水市はジョン万次郎の生誕地として知られています。
漁師の家に生まれた万次郎は、14歳の時、漁の最中に遭難。
流れ着いた無人島で、147日間の過酷な漂流生活を送り、アメリカの捕鯨船に助けられます。
その後、アメリカに渡って、航海士を養成する学校に入学し、捕鯨の技術のほか、
測量や航海術、英語などを学びました。
漂流から10年後に帰国を許された万次郎の経験は、1冊の本にまとめられ、
幕末の志士・坂本龍馬を始め、多くの人に影響を与えたと言われています。
また万次郎自身も、英語が話せる貴重な人材として幕府直属の通訳や翻訳家として活躍。
アメリカやヨーロッパに派遣され、日本と海外をつなぐ重要な役割を果たしました。
そんな海を舞台に活躍した万次郎の功績を多くの人に知ってもらい、
土佐清水市に来てもらうきっかけにつなげようと、
土佐清水市にある「ジョン万次郎資料館」では
9月17日(日)に「ジョン万 秋の元気祭り」を開催しました。
祭りで行われた清掃活動には、約100人が参加。
会場周辺をくまなく歩き、ていねいにゴミを拾い集めました。
また、高知県で活動しているお笑い芸人「ツーライス」が、「自分で出したごみは自分で持ち帰ろう」
「会場でポイ捨てや置き捨てを見かけたら拾いましょう」など、
高知の海洋ごみゼロを目指す活動をPRしました。
清掃活動では、缶、ペットボトルの他に「釣り」に関するものが非常に多く集まりました。
元々、釣り人が多く集まる場所だということで「マナー向上を呼び掛けていかないといけない」
とジョン万次郎資料館館長が嘆くほどの想像以上のごみの量でした。
今後も清掃活動を続け、海ごみゼロを目指す活動をPRしていきます。
イベント名 | 「ジョン万 秋の元気祭り」清掃活動 |
参加人数 | 約100人 |
日程 | 2023年9月17日(日) |
場所 | 土佐清水市・ジョン万次郎資料館前 |
主催 | 高知クリーンアッププロジェクト実行委員会 |
協力 | 土佐清水市観光協会 |