秋の海ごみゼロウィークに合わせて宇佐小学校周辺で清掃活動

9月22日（金）に、土佐市の宇佐小学校にて、地域の清掃活動を行いました。

この清掃活動は、秋の海ごみゼロウィークに合わせ、

清掃を通じてごみ削減やポイ捨ての禁止などを呼びかけると共に、

海の環境を守る大切さを改めて認識してもらうために開催しました。

宇佐小学校のある土佐市宇佐町は、太平洋に面した自然豊かな町。

昔からカツオ漁で栄えました。

現在とほぼ変わらない、カツオ節の燻製法を編みだし、

世に広げた「改良土佐節」発祥の地でもあります。

迷路のような細い路地を進むと、

旨味を凝縮した香ばしい鰹節の香りが、風に乗ってふわりと漂ってきます。

そんな海の恵みを感じられる宇佐町で行われた清掃活動には、

宇佐小学校の小学5年生ら30人が参加。

地域をくまなく歩き、ていねいにごみを拾い集めました。　　

また、高知県で活動しているお笑い芸人「ツーライス」が、

これまで取り組んできた清掃活動の中から得た知識や思いを

子どもたちにわかりやすく伝える出前授業を行いました。

海のごみはその７〜８割が

町で正しい方法で処理されなかったもの

町で暮らす自分たちがごみを減らすことが、

海の環境を守ることにもつながると伝えると

子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

「自分で出したごみは自分で持ち帰ろう」

校区を回って行った清掃活動では、ペットボトルやお菓子の袋などの

ごみが多く、参加した子どもたちは

「住宅街でもこんなにごみが落ちているんだ」と

気づかされたようでした。